サーバーの転送量
水やビールのサーバーではなく、コンピュータの世界で使う装置について説明します。
サーバーは「転送量」というものが付きまといます。
「転送量」とは何でしょうか?
インターネットのサイトを閲覧するとき、画面上にあるインターネット・ブラウザに表示するものは、接続した先のサーバーから伝送したものです。転送量はサーバーから伝送するデータ量のことです。
サーバーをレンタル契約するとき、料金はデータ転送量により異なることが多いです。どういうことかと言うと、安い料金のときよりも高い料金のほうがデータ転送量を多くすることができます。
たとえば、アクセスの少ないサイトではデータ転送量も少ないですが、アクセスが増えるとデータ転送量も増えます。転送量があまりにも増えると、契約した料金では転送量が足りなくなるかもしれません。
決められた転送量を超えると何が発生するでしょうか。
転送量は、サーバーやネットワークに負荷をかけますから、何らかの制限を受けます。具体的には、サーバーの業者により異なりますが、追加料金が発生したり、また別の業者ではアクセス停止が発生します。
「アクセス停止」は文字通り、サーバーからのデータ転送が止まりますからそのサイトは閲覧できなくなります。
サーバーの話ではありませんが、ワイヤレスの LTEルータは、やはり月間の転送量の制限があります。こちらは、停止はしないものの表示する早さが極端に遅くなります。